河村瑞賢(1618〜1699) |
伊勢の貧家で生れました。幼少の頃より大変頭がよく、その才でしばしば人を驚かせたそうです。13歳で江戸に出て様々な仕事をしましたが、材木商を営んでいる頃におきた「江戸の大火」の際に、木曽の山の材木を片端から買占めて大きな財産を築きました。その後も数々のエピソードを作り、知恵者として広く知られるようになった瑞賢は幕府の目にとまるところとなり、航路の整備(水運の発展)、土木、治水、灌漑、鉱山採掘、築港、開墾など、多くの事業をこなしました。中でも大坂の治水工事は瑞賢の行った最大事業であったと言われています。このような功績は、新井白石が「奥羽海運記」「畿内治河記」などの書物に書き残しています。 |
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